--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009-10-27

険しいぞ、“ホメられ上手”への道。

はろ~、はろ~。


旅行、長期滞在、移住と
かれこれ8年近くのお付き合いとなる
ロサンゼルスの街なのですが、
実は昔っからどうも苦手な事が
ひとつだけあります。

どこへ出掛けても
必ずと言っていいほど、
なんかしら「ホメてくれる人」が
登場するのですが、
そんな方達への対応が
我ながらヘボいんです。

道端でも目が合えばニッコリ、
もしくは「ハ~イ」と見知らぬ相手に
気軽に挨拶をしてくれる
気のいい方々が多い街。

私もそのノリは決して嫌いではありません。

しかしながら、
まだまだ日本人気質が
抜ける様子のない私は、
見知らぬ人から何かの勧誘や
道を聞かれる以外の事を
突然話しかけられると
メチャンコひるみます。

その「突然話しかけられる」の
代表格がイコール「ホメられる」というもの。
これがほんとに多い。

ありがたい事なのですが、
見ず知らずの人から「ホメられる」経験も、
見ず知らずの人を「ホメる」経験も乏しい
日本社会で育った私にとって、
なんというかものスゴ~ク
照れくさくなって恐縮しちゃうんですよ~。

何をホメられるかというと、
主にはファッション。
持っているバッグや靴だったり。

しかもそれがホメていただくほど
たいそうな代物じゃなかったりするので
ほんとリアクションに困るのであります。

バスに乗っていて
目の前に座っている女性が
「あらちょっとそのバッグ素敵ね!」とか、
病院の看護婦さんが
「その靴カワイイ~っ!」とか、
ランドリーで洗濯してたら
通りがかった近所の人らしき人が
「キャー、その服カッコいい。」とか。

これ、全て突然発生します。
そこに「この人英語通じるかしら。」
なんて気後れするような気配は
彼女達には微塵もありません。
実に無邪気に声を掛けてくるのです。
だもんで「え?私に話かけてますか?」
と毎度一瞬慌ててしまうのであります。

ここでアメリカ人女性なら
「でしょ?ありがとう!そうなのよ、素敵なのよ。」
とどれだけ自分の持ち物が
素晴らしいかをサラリと言ってのけます。

しかし私の場合どおおおしても
その返しが出来ない‥。
“まただ~、えらいこっちゃ、えらいこっちゃ”
と頭の中が阿波踊りの群衆にあふれ、
結局‥

「あ、これですか?
 ありがとうございます‥。
 あの~、すごく安かったんです。はい。」

ザ・謙遜。
ザ・へりくだり。

日本人ですねえ‥。

日本文化って、
ホメられると「いやいや、そんな。」
という返しをするのが
大人とされる場合が多いでしょ。

どんなに自慢の子供でも人前では
「愚息」「ふつつかな娘」
なんて表現を使ったりするわけで。

例えば奥さんや旦那さんの事を
誰かにホメられても
「いやあ、全然そんな事ないですよ~。」

よくよく聞くとノロけ話なんだけど
「うちの悪妻はね‥」
なんて表現をする人もいます。

でもこれ、アメリカでは通用しないみたいですよ。
「じゃあアンタなんで悪妻と結婚したの?」
って思われてしまうのです。

とびきり素晴らしいプレゼントでも
「つまらないものですが‥。」
「ほんのお口汚しですが‥。」
とへりくだった表現を用いて差し出す。
日本の礼儀作法というか美学ですね。

でもこれ、アメリカでは
「なんでつまらないもんをわざわざ持ってくんのさ。」
って思われてしまうそうな。
これは困りもんです。

とまあ、そもそもの感覚が違うのですよ。
仕方ないっちゃあ、仕方ない。

先日もお店のレジに並んでいる時、
ドでかいサングラスをした
ファンキーな黒人のおばちゃんに
「ちょっと、あなたの靴とパンツ、
 それマッチしてて素敵じゃな~い。
 何、同じブランド?」
と突然声を掛けられました。

えらいこっちゃ。
阿波踊りの時間です。

私の頭の中。(協力:徳島の皆様)
awaodori.jpg

全然違うブランドのもので、
しかもそもそもブランドなんて
たいそうなもんじゃあございません。
こだわりなんて皆無に等しい。

「あ~、違うブランドです‥。」

「へえ~、じゃああなたが同じコンセプトで
 コーディネイトしたのね。いいじゃない。」

いや、全くの無意識です‥。
ほんとに。

「それにほら、この上着とパンツの色と
 この靴がピッタリよ。バッグもほらほら。」

わたくし、基本的には
ファッションに無頓着です。
この日も
ジーンズに飽きたなあと
たまたま黒いパンツを選び、
ちょっと肌寒そうだなあと
一番取り出しやすい所にあった上着を選び、
ペディキュアが剥げてきてるから
サンダルはNGだなあとシューズを選び、
カメキチさんがくれた革製のバッグを
もっと使い込んでクタクタにしたいなあと
持ち歩いていただけの事です。

なので、おばちゃんの指摘にも
「あ、そう言われてみればそうですねえ‥。
 気が付きませんでした。」
としか正直答えられなかったのであります。

するとおばちゃん、
「ええっ?!あなた気が付かなかったの?!」
「はあ、偶然というかなんというか‥。」

で、また最初から
私のその時の服装がいかに良いかを(笑)
ピーコのファッションチェック並みに
上から下まで眺め直しながら
「ね?ね?わかる?」と説明してくれるおばちゃん。

もうホメられてんだか、
自覚のなさを怒られてんのか
わけがわからんトホホな状態でして。

「いやあ、これを無意識でコーディネイト
 したなんて、あなたやるわねえ‥。」
という所になんとか落ち着いて
無事に解放されました。

しかしその後はなんだか自己嫌悪というか、
もっと気の利いた対応が出来たんじゃないかと
しばらく悶々としてしまいましたよ。

セールス目的の“お世辞”には
いくらでもうまい返しが出来るんですけどねえ。

ホメられるって難しい‥。
はあああ。

指の運動に→にほんブログ村 主婦日記ブログ ダンナが外国人の主婦へ
さらなる指の運動に→人気ブログランキングへ
          どうぞまたお越し下さいませ。
スポンサーサイト

theme : 国際結婚
genre : 結婚・家庭生活

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

がははっ。

よくわかります(爆)

大きなサングラスのおばちゃんみたいな方、適度に対応してないと
今度は周りの人たちも巻き込んでのファッションチェックとかはじまりそうですな(汗)

私も服装には無頓着且つブランドなんて興味ないので
いつも汚いジーンズにTシャツ。
おかげで大してほめられることがなくて、万歳♪
ただ、旦那の国の装飾品だけ、めずらしいのかしょっちゅう指摘(爆)されます。
でも、はずしちゃいけないっていう掟なもんでe-263

ほんと、日本人は困惑します

ほんと、ほんと!アメリカ人の褒め言葉を単なる挨拶の範囲で理解しないと考えようでは自分をえらーい錯覚してしまいます。特にオバタリアンv-7

Re: がははっ。

たまさん、こんにちは。
そうなんです、そうなんです、周りの人も
「どらどら?」っていう空気になってしまって
「あああ、見ないで下さいいいっ‥」と思ってました。
確かに日本で買ったものを指摘される事が多いので、
たまさんの旦那様の国のものに反応されるのも無理ないですねえ。

Re: ほんと、日本人は困惑します

ミッシェルさん、こんにちは。
たぶんこちらは叱咤するよりも「ホメて伸ばす」「ホメられて伸びる」
という風潮の教育が主流なのかなあとも思います。
見習うべき所でもありますね‥。

共感!!

はじめまして、ツルコさん。
スージーと申します。
もう、本当にわかる~!!って読ませてもらいました。
私もこの内容のことを誰かに言いたかったんです。
もっと「そうでしょう!」って気の利いた対応ができる人になりたいものです。

Re: 共感!!

スージーさん、コメントありがとうございます。
自分的に心外といえども(笑)、やはりまがりなりにも
ホメてくれている相手に対して失礼のない受け答えをしたいもの。
しかし日本人気質がどうしても邪魔をしてしまうんですよねえ。
自慢のように聞こえるのもなんだかそれはそれで後味悪いですし、
そこら辺りのギリギリラインを見ず知らずの人相手に考えるのも億劫ですし‥。
あとはもう万国共通スマイルで乗り切るしかないのかしらん。う~ん。

プロフィール

ツルコ

Author:ツルコ
はろ~、はろ~。

私:ツルコ
ロサンゼルスにて
“ぐ~たらな日々”を
こよなく愛する
アラサー主婦。

夫:カメキチ
食に関しては
「生まれる国を間違った」
らしいアメリカ人。
ツルコの実家の母の
“梅干し”を崇拝している。

いらっしゃいませ。
こんにちは。

指の運動に↓にほんブログ村 主婦日記ブログ ダンナが外国人の主婦へ
さらなる指の運動に↓人気ブログランキングへ

カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。